令和4年3月議会一般質問 大規模災害への備え

川畑英樹が令和4年3月議会で行った一般質問の要旨は次のとおりです。

帰宅困難者への対応は ライフラインは

川畑英樹 コロナ禍の大規模災害時における地域防災の備えについて、現状と課題をどう考えるか。

市長 令和元年台風第19号の経験と感染症対策を踏まえ、被害を減らすよう鋭意取り組む。

川畑 2月に市と都は初の試みとして合同帰宅困難者対策訓練を実施した。成果と課題は。

危機管理部長 駅前滞留者への情報発信、伝達方法等の課題を把握。関係機関と連携を図り、対策を推進する。

川畑 市内にある大学、都立施設の大規模災害時の協力体制は。

危管部長 大学や都立施設とは協定を締結。引き続き協力体制の構築に努め、連携強化を図る。

川畑 災害時のライフラインのうち、飲料水・生活用水の確保は。

危管部長 複数の手段を備え、飲料水の供給体制を整えている。生活用水は災害用井戸等を活用。

川畑 コロナ禍の今、災害時には分散避難が求められる。災害時協力井戸など水源の情報周知は。

危管部長 市HPの掲載に加え、訓練などを通じ周知を図る。

川畑 災害時は停電が想定される。横浜市では小・中学校に太陽光パネルを設置し自家発電・蓄電できる取り組みを開始。市の考えは。

危管部長 小・中学校8校に太陽光パネルを設置。今後、増改築に併せた蓄電設備整備を検討。

川畑 新型コロナウイルス感染症がまん延している現状での防災訓練は厳しい。3D仮想空間での訓練など非接触型防災訓練について市の考えは。

危管部長 調布消防署との連携を強化し、様々な状況に応じた訓練を実施。動画配信やアプリ等、コロナ禍においても取り組みやすいコンテンツの紹介など、効果的な取り組みを進める。